eBayカメラ輸出コンサルタントの岩桐です。
カメラ転売eBayでカメラを販売していくには必ずフィルムカメラを扱っていく必要があります。今は一般的にはスマホやデジタルを使う方が多いですが、フィルムカメラは世界中で安定した人気を誇っています。
必ずしも細かい専門知識をつける必要はありませんので、しっかり安定した利益を出していくためにも、基本的な動作の方法を覚えて検品をしましょう。
動画にもまとめてありますのでご覧ください。
35mmフィルムカメラの検品の際の動作確認の箇所
検品に最低限必要な個所の説明をします。
①巻き上げレバー
②シャッター
③シャッタースピード調整
④セルフタイマー
⑤巻き戻しクランク
⑥レンズ脱着の時に押す
⑦マウント(レンズとボディがくっつくところ)
写真にはありませんが、ボディの底の部分に電池室があります。
以上を踏まえまして説明していきます。
①電池の確認をする
この写真のような35mmタイプのフィルムカメラは電池がなくてもシャッターが切れるカメラと、電池無しでもシャッターが切れるカメラがあります。電池はLR44電池を使う事が多いです。
また、後で説明しますがファインダー内に見える露出計は電池がないと動きません。
まずは電池が入っているかどうかを確認しましょう。(電池が入っていても電池切れの事も多いので、LR44電池は常備しておくようにしましょう。)
②カメラの後ろ側のフィルム室を開けてシャッター膜やモルトの確認をする
写真⑤の巻き戻しクランクの根元にあるバネのような部分を少し引っ張りながら、真ん中の長く伸びる部分を上に引っ張ると開きます。このフィルム室の開け方はカメラによって異なりますが、大体すぐ分かると思います。
フィルム室を開いたら、後の膜に損傷がないかを確認し、モルトの劣化の状態を確認します。モルトとはカメラボディと蓋の合わさる部分の隙間を埋めて光漏れを防止するためのウレタン素材の触るとベトベトする黒い材料です。
このモルトが劣化している場合は販売の際に記載しておく方がよいでしょう。
③シャッターを切る
写真①の巻き上げレバーを引っ張っり、戻りきったら写真②のシャッターボタンを押します。すると「カシャッ」とシャッターが切れます。
④シャッタースピードが変化するか確認をする
シャッターが切れることが確認できましたら、写真③のダイアルを回してシャッターを切っているときのスピードがあっているか確認をする。ダイアル「1」は1秒という意味です。「2」1/2秒、「4」1/4秒・・・1/60秒、1/1000秒、1/2000秒、といったかんじです。
また、「B」と書いてある部分は「バルブ」といってシャッターボタンを押している間カメラのミラーが上がり、カメラの後ろ部分の膜が開いている状態になります。
このシャッターを切ったときのスピードが大体でもいいので合っているか確認をしましょう。
⑤セルフタイマーの確認をする
セルフタイマーとは数秒後にシャッターが切れることですね。このときは④のレバーを引いて、その状態からシャッターを切ります。そうするとレバーが戻りきったときにシャッターが切れるようになります。
⑥露出計の動作の確認
露出計とは撮影をする際の光を取り込む量を測定するものです。カメラによっては露出計がついていないカメラありますが、多くの場合はファインダーを覗いた時に表示されるようになっています。
また、露出計を動作させるには電池が必要になりますので電池を用意しておきましょう。
露出計はカメラによって表示のされ方が違いますが、基本的にフィルムカメラの場合は、ファインダーの中のランプが変化するか、針が変化するかです。明るいところに向けたり、暗いところに向けたりして変化するかどうかを確認します。またレンズを装着して絞りを回してみて露出計が変化するかどうかも確認をしたほうが良いでしょう。
露出計が動かない場合もありますので、その際は出品時に露出計が動作しない旨をきちんと表記しましょう。また、動かない場合は電池がプラスとマイナスが反対に入れていないかを確認して、その上で動かない場合は、電池室にコンタクトスプレー(接点復活剤)をかけてみると動くことがあります。念の為試してみましょう。
以上が基本的な35mmのフィルムカメラの検品方法になります。検品は最初は時間がかかることもあるのですが、操作方法を覚えるとどんどん早くできるようになります。
また、覚えていくことで仕入れの幅もだいぶ変わってきて結果的に早く稼ぐことができますので、頑張りましょう。
それでは今回は以上になります、お疲れ様でした。
僕は中古カメラ、レンズを世界一のオークションサイト「eBay」でカメラ輸出転売をしています。
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