eBayカメラ輸出コンサルタントのIwakiriです。
eBayで商品が売れたと思って喜んでいたら、入金がされない…ということがたまにあります。
そんな時は、商品を外で販売することもできず、どれだけ入金を持っていればいいのか、動けなくなってしまうことがあります。
「なぜ購入したんだろう」といつも不思議に思うのですが、このような場合はeBayで「オープンケース」というアクションを起こすことができますので、ケースを開いて対応しましょう。
動画でも説明していますので、参考にしてください。
eBay(イーベイ)のオープンケースとは
オープンケースというのは、何かトラブルが生じた場合に「eBayに言いつける」ようなものです。
「商品が届かない」
「商品に不具合がある返品したい」
「気が変わったから返品したい」
「商品が説明と違う」
等のバイヤーがケースを開くこともオープンケースになります。
今回はセラーがバイヤーに対してケースを開く「unpaid item case」について説明していきます。
「unpaid item case」は「商品代金を払ってくれないんです、eBayさん代わりに催促してください」とeBayに言いつけるかんじです。
今回は「未払い」「未入金」の時のケースの開き方について説明しますが、このようなことが次にまた起こったときのために、自動でケースを開く設定をすることができます。
あらかじめ日数を決めて設定しておくことで、入金がないのを忘れてしまったり、「注文日から何日経ったかな」などをいちいち考える必要がなくなりますので、簡単な作業なので合わせて設定しておきましょう。
eBay(イーベイ)で支払がない時のオープンケースの方法
まず前提条件としてeBayでは購入手続き後2日以内に支払いをするルールになっています。
なので注文後2日以内はケースを開くことができません。
それまでの間にバイヤーにメッセージを送り入金の意思があるのかどうかの確認を行いましょう。
そして返信がないなど入金の意思が確認できない場合はこれから説明する方法でケースを開きましょう。
まずeBay上の画面から左上の「Sell」をクリックして「Seller Hub」を表示させます。
次に「Orders」にカーソルを合わせ、出てきた項目から「Awaiting payment」をクリックします。
この画面ではまだ支払いがされていない入金待ちの商品が表示されます。この中からケースを開きたい商品の左側にあるした「▼」をクリックすると追加の項目が表示されますので、その中から「Open unpaid item case」をクリックします。
そしてケースを開きたい商品の情報が表示されますので、商品を確認し、商品名の下にある「The buyer has not paid for the item」の文章の左側にチェックを入れ、「Submit」をクリックします。
基本的には以上で「未払い」の商品のケースが開かれバイヤーに通知がいきます。
念のため次のページの画面でケースが開かれたかどうか表示を見て確認してください。
ケースが開かれたら4日以内に支払いをするようにeBayからバイヤーに通知が行きます。
その間に支払いが完了したら商品を発送しましょう。最後まで支払いがない場合は、その商品を再出品することができます。
今回は以上の流れでケースを開くことができますが、毎回手動でケースを開くのは手間がかかりますしストレスにもなりますので、次に説明する方法で自動でケースが開かれるように設定しておくと良いと思います。
eBayで未払いのバイヤーに対して自動でケースを開くための設定方法
ここではeBayでバイヤーから支払いがない時に、注文日から何日でケースを開くか日数を設定して、その日数が経過したら自動でケースを開くように設定することができます。
先ほどの画面でもどこでもいいのですが「Seller Hub」の右上の「My eBay」にカーソルを合わせ、「Summary」をクリックします。
次に「Account」をクリックします。
表示された画面の左側の項目に「Site Preferences」をクリックします。
次の画面が表示されていることを確認してください。
画面表示を確認したら、そのまま下にスクロールしていき、ページの中ほどに「Unpaid Item Assistant」の項目がありますので、右側の「Edit」をクリックします。
設定画面が表示されますので、こちらから設定をしていきます。
①、購入日から何日後にケースが開くように設定するかを決めます。「2 days」「4 days」「8 days」などから選べます。
ここで注意事項ですが、バイヤーの中には注文後、「3日後に払うよ」などの連絡を受けて、こちらも了承する場合があります。その時に「2 days」で設定をしていてそのままにしていると自動でケースが開かれてしまい
「払うって言ってるのにケースを開いたなー!」
となってしまう可能性があります。
なのでその場合は、④の「Exclude buyers from Unpaid Item Assistant」の中の「Exclusion list」にバイヤーのuse name(ユーザネーム)を登録すると自動システムからは除外され、登録されたバイヤーには自動でケースが開かれないように設定することができます。
バイヤーに「払う意思はあるけどちょっと待って」という場合で、了承する場合はそのバイヤーを「Exclusion list」に追加することを忘れないようにしましょう。また、複数名登録する場合はuse name(ユーザネーム)とuse name(ユーザネーム)の間を「,(カンマ)」で区切るようにしましょう。
僕の場合は、その都度「Exclusion list」に登録するのも面倒なので「4 days」に設定しています。
②、ケースが開かれた時にメールを受け取るかどうかの設定です。メール連絡を受け取る場合は「Real-Time」を選択しましょう。
③、最終的に未払いのまま、支払いがなかった場合、その商品を自動で出品するか、しないかの選択をします。
僕の場合は再出品を忘れてしまってそのまま出品しないで埋もれてしまうことがあるので、「Yes」を選択して自動で再出品されるように設定しています。
④、①で説明をしたように自動でケースを開いてほしくない人のユーザネームを入力しておくとそのユーザには自動でケースが開かないように設定することができます。
⑤、①~④の項目の入力が終わりましたら、内容を確認して「Save」をクリックすると設定が完了になります。
eBayで未払いのケースを開く時の注意点
ここまでで商品が売れた後に入金が確認できないときのケースの開き方について説明してきました。
しかし、ケースを開く前に購入者のバイヤーにメッセージを送り、バイヤーの意思を確認するためのコミュニケーションをとる努力をする行うようにしましょう。
また、一度ケースを開くと「支払いをするか」、「支払いをしないでケースが閉じられるか」このどちらかの選択肢になり、キャンセルができなくなる可能性があります。
もしバイヤーが「キャンセルしたい」という意思表示をしている場合は、事前に速やかにキャンセルの手続きを進めておくようにしましょう。キャンセル手続きを忘れてしまい、ケースが自動で開かれてしまって「キャンセルするって言ってたのにケース開いたな!」
とトラブルに発展する可能性があります。
また、バイヤーに支払いの意思があることが確認できた場合も、自動でケースが開かれるとさらにトラブルになる可能性がありますので注意してください。
それでは以上になります、お疲れ様でした。
僕は中古カメラ、レンズを世界一のオークションサイト「eBay」でカメラ輸出転売をしています。
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