こんにちは、eBayカメラ輸出コンサルタントのIwakiriです。
eBay輸出やカメラ転売で早く効率よく稼いでいくためには、商品撮影や発送などを早い段階で外注化してしまうと良いと思いますが、まだ始めたばかりの初心者の方の場合「まだ稼いでいないのに外注化まで考えられない」という方も多いと思います。
そこで今回はeBayの輸出ビジネスやカメラ転売などの商品撮影について、最初はどのような機材を準備をしてどのように撮影をしていけばいいのか分からないことも多いと思いますので、撮影ブースの作成方法や出品写真の撮影に必要な機材や撮影方法についてお教えしていきます。また、綺麗な写真を撮ることでeBayでもヤフオクでも売れやすくなります。
ちなみに、後々外注化をして使わなくなった撮影用のカメラやレンズはそのままeBayやヤフオクで販売してしまうこともできます。
出品商品の撮影に必要な機材などの準備について
出品したい商品を綺麗に撮影するためには、まずその撮影する場所と機材を用意する必要があります。
自作で部品を集めて作成することもできますし、面倒くさい場合は、撮影ブースがセットとして比較的、安価で販売されています。
今回は自作で作成する場合の方法や材料について説明していきます。
すぐに揃えたい場合はAmazonでも販売されています。一応参考にリンクを載せておきます。(アフィリエイトリンクではありません)
商品撮影用ブースを自作する方法
商品を撮影するためには必要にな場所と材料が必要になります。
ただ、先々商品撮影も外注化することを考えるのであれば、あまりお金をかけなくていいでしょう。
丸レフ板
クラフトラック
クラフトラック 39cm (2本で1組) ×4本
セリアなどの100円ショップで売っています。置いていない場合もあるのでその時は39cmを目安に用意してください。
クラフトラックをつなぐジョイント
ジョイントL型 × 4本
こちらもセリアなどの100円ショップで売っています。もし置いていない場合はクラフトラックと合うサイズを用意してください。
背景用の紙、布、板
これまでで撮影ブースの天井と骨組みは用意できました。次に背景や周りを覆う必要があります。
1.プラスチックボード(最悪ダンボール)
2.白い模造紙や綺麗な紙
1のプラスチック板はホームセンターなどで売っているプラスチックボードをブースのサイズに合わせててカットします。
そこに綺麗な紙を貼り付けたり、サテン系の綺麗な布で覆ったりします。
紙は→紙屋の丸楽販売買うことができます。
サイズは「全紙(788mm×1,091mm)」、厚さは「260kg(0.32mm)」が良いと思います。
こんな感じでOKです。
全体のサイズは40×40×40cm程度あるといいでしょう。
作業台の大きさに合わせる形でOKです。
大きめのカメラや箱付きの商品は撮影の際に場所を取ることもあるので、小さすぎると入らないことがあります。
商品撮影用のカメラとレンズなどの必要な機材について
商品撮影の際にはデジカメを使う必要があります。参考例として機材名を挙げますが、すでに違うカメラやレンズを所有している場合は買い直す必要はありません。
比較的安価な参考機材は以下の通りです。(金額はあくまで中古商品の目安になります)
・カメラボディ Nikon D3100 (10,000円程度)
・レンズ Nikon ニコン AF-S DX NIKKOR 18-55mm F3.5-5.6G(5000円程度)
・ストロボ(スピードライト) Nikon Speed Light SB-28 (5000円程度)
・カメラとストロボをつなぐ調光コード 調光コード SC-28 (2000円程度、互換品でもOK)
・コンパクトフラッシュ、メモリーカードリーダー(それぞれ1000円~2000円程度)
撮影を外注化して必要がなくなった時には販売しましょう。
商品写真を綺麗に明るく撮るカメラ・レンズの設定・撮影方法
撮影ブースに撮りたい写真をおき、ブース内にストロボを、天井を照らすようにL字に近い形で置きます。
ストロボとデジカメを調光コードを使いつなぎます。その際、調光コードはストロボとカメラの上部にある「ホットシュー」と言われる部分に調光コードをはめ込みつなぎます。
ストロボに電池を入れ、デジカメにメモリーカードが入っていることを確認します。
それぞれの設定については以下になります。
基本的にはデジカメは「M」(マニュアルモード)で撮影をします。
その際基本的にはデジカメの設定はF値を「F16」にして撮影をします。実際の撮影において暗い場合はF値の数字を下げ、明るすぎる場合はF値の数字を上げて、F値で明るさを調整します。
F値(絞り値)の設定方法は、カメラ右手側上部のダイアルを「A」に合わせます。そうするとデジカメボディ背面の液晶の右側に「F○○」と、現在のF値が表示されます。表示の確認ができましたら、先ほど動かしましたダイアルの下に右手親指で横に回すダイアルがありますので、そのダイアルを回すとF値の数字を変えることができます。F値を合わせましたら撮影をするためもう一度カメラ右手側上部のダイアルを「M」(マニュアルモード)に合わせます。
次にシャッタースピードを1/125に設定します。シャッタースピードはデジカメボディ背面の液晶に表示されます。シャッタースピードの設定方法は先ほどF値を変更した同じダイアル、右手親指で横に回すダイアルを回すと調整できます。シャッタースピードは遅くする(例えば1/30)と光を取り込む量が増えますので明るくなりますが、ぶれやすくなります。逆にシャッタースピードを速くする(1/500)ぶれにくいですが、光を取り込む量が少なくなるため暗くなります。基本的には商品撮影の際は、シャッタースピードを変えずに明るさはF値の調整をするといいと思います。
ストロボ(スピードライト)はの設定は液晶上部の記号を「M」に合わせ、記号の右下の数字(発光量)を1/4に設定します。設定方法は記号は「MODE」ボタンを押すことで、数値は「+」「-」のボタンで調整ができます。
レンズの焦点距離はズームリングを回し45に合うようにします。
綺麗に出品用の写真を撮影する設定方法まとめ
デジカメ
・「M」マニュアルモード
・F値(絞り値)F16
・シャッタースピード1/125
ストロボ(スピードライト)
・ストロボ「M」
・発光量「1/4」
レンズ
・レンズ焦点距離 45mm
商品撮影時の注意点
・明るさの調整はカメラボディの設定からF値を変える(その他の設定は変えない)
・ストロボは上へ向けてレフ版で光を反射させブース内全体を明るくする
・商品撮影時、ファインダーから覗いて撮影をする際に、商品を画面一杯に大きく撮った方が迫力が出ますので、なるべく余白を出さないようにアップで撮影しましょう。
・付属品等がある場合は出品商品のが分かるように商品の全てを撮影し、出品時に1枚目の画像に設定します。
・商品はeBayでは12枚、ヤフオクでは10枚掲載することができます。様々な角度や部位を撮影し、写真で商品の詳細が分かるように角度を変えたり、アップの写真を撮ったり、シリアル番号が分かるようになど、様々な構図で12枚撮影しましょう。
・ストロボの電池の量が減ってくるとストロボの光も弱くなっていきますので、光が弱い場合はカメラのF値を明るくなるように調整していき、光らなくなったら電池の交換をしましょう。
それでは今回は以上になります、お疲れ様でした。
僕は中古カメラ、レンズを世界一のオークションサイト「eBay」でカメラ輸出転売をしています。
また、まずは10万円稼ぐための正統派教科書&無料メール講座を限定プレゼント中ですので、もし興味があれば以下からダウンロードできます。