eBayカメラ輸出コンサルタントの岩桐です。
eBay輸出では日本国内で仕入れをして、海外で販売をした場合、仕入れをしたときに支払った消費税が、確定申告をする事で還付を受けることが出来ます。
実際にどういう仕組みなのか、どのくらいの恩恵があるのかという事についてなるべくわかりやすく解説していきます。
動画にもまとめてありますのでご覧ください。
消費税還付の仕組みとは
・日本から海外に商品を販売した際に消費税はかからない。(課税対象外)
そのままですが、消費税は日本国内で行われた取引に対してになります。
・商品を仕入れるときには消費税を支払っている。
商品を仕入れるときに販売者に消費税を支払っています。イメージとしては支払うべき消費税を販売者に預けている状態といった感じでしょうか。
「ヤフオクでの仕入れは個人から買ったものでも消費税を払った事になるの?」
といった質問もあるかもしれませんが、結論から言うと消費税を支払った事になります。販売者は私たちから預かった消費税を国や、地方の消費税として納めなければなりません。
・仕入れるときに支払った消費税を確定申告で申請する事により還付を受けることができる。
通常国内の販売では、僕たちが売り上げた金額に対し消費税を払わなければなりません。その際に仕入れの時に支払った消費税を差し引いた形で消費税を納めます。
しかし、海外に販売をした場合はそもそも消費税を払う義務が発生しません。なので仕入れの時に支払った消費税は確定申告をする事により還付を受けることができます。
国内販売と海外販売の消費税の仕組み
国内で販売をした場合、
海外で販売をした場合、
このケースだと1600円の差になります。
1個の商品でこれだけ差があるのも大きいですが、売り上げが上がれば上がるほどこの差は大きくなります。
- 例えば仕入れが税込み1,080,000円
- 売り上げ1,300,000円(手数料等差し引き後)
・純粋な利益で22万円になります。
これが海外への販売だった場合、仕入れ時の消費税の還付金8万円と合計すると利益が30万円になります。
一方、国内販売で利益が22万円だった場合、ここから消費税を支払わなければなりません。今回は単純計算ですが消費税(16,297円)を支払うとした場合、最終的には22万円から16,297円を差し引いた203,703円の利益という事になります。
一見同じ利益に見えますが、確定申告の消費税までを見据えると、1ヶ月で10万円くらいの差が出てきます。
つまり、海外への販売は絶対にやるべきです。
消費税還付を申請する際の注意点として
税務署に「消費税課税事業者選択届出書」を提出する必要がある、という事を覚えておいてください。
通常事業開始して2年間は消費税が免税になります。そのため「私は消費税を納める業者です」という届け出をする必要があります。
しかし「消費税課税事業者選択届出書」を提出したら消費税を納めなければならないので、海外販売をしないで国内販売だけなのであれば、この届出はしないほうが有利になりますので、注意しましょう。
また、この消費税還付の申請は3ヶ月ごとに行う事もできます。自己資金として還付金を早く受け取りたい場合は手間にはなりますが、3ヶ月ごとに申請をする事も可能です。
海外販売はハードルが高そうなイメージを持っている方もいますが、今はアメリカへの配送もカメラやレンズであれば、2000円〜3000円程度で4日〜5日程度あれば商品も到着します。
言語も分からなくても全然できてしまいます。なのでチャレンジした人だけが得をする事ができます。
物販やるなら国内だけでなく必ず海外もやりましょう。
それでは今回は以上になります、お疲れ様でした。
僕は中古カメラ、レンズを世界一のオークションサイト「eBay」でカメラ輸出転売をしています。
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