※この記事は2018年に公開したものを、2026年の最新状況に合わせて全面的に見直しました。
- ヤフオクで入札しても、いつも落札できない
- 数が多すぎて、どこを見たらいいか分からない
- 仕入れてみたら、相場より高かった
- 店舗に通っているけど、仕入れができない
eBayカメラ輸出コンサルタントの岩切です。
国内でも海外でも、カメラ転売で利益を出すには「仕入れの段階で安く仕入れる」か「販売の段階で高く売る」か、あるいはその両方が必要になります。僕は基本的に相場より安く仕入れて、相場程度で売るスタンスで、仕入れは今も主にヤフオクです。
▲ 実際にヤフオクで仕入れていた頃の支払い例(一部)
僕がeBayカメラ輸出を始めたのは1ドル=110円の時代でした。それが今は150〜160円。正直に言うと、当時の自分と比べて、2026年の今の方が圧倒的に成果を出しやすい環境です。これから始める人が、ちょっと羨ましいくらい。
同じ商品を同じドルで売っても、手元に残る“円”が当時より大きくなりやすい。これが今のカメラ輸出の最大の追い風です(※国内の仕入れ相場も上がっているので「楽して稼げる」わけではありませんが、輸出との相性が良い時期なのは確かです)。
今は僕自身はコンサルがメインですが、副業で1日数時間の作業から始めて、月に30万円・50万円という方も出てきています。中には専業に切り替えて月100万円を超える方も、珍しくありません。
初心者のうちは、数あるカメラやレンズの知識もなく、相場もよく分からないと思います。今回お教えする方法は商品名を覚える必要がないので、初心者でも実践しやすいはず。eBay輸出ではなく国内でカメラ転売をしている方にも、そのまま通用する内容です。
カメラやレンズの仕入れがうまくいかない原因を、大きく3つに分けて、改善方法とあわせて解説していきます。
① 仕入れの方法が合っていない
まずは基本から。初心者の方は、これまでカメラに関わっていなければ知識がほとんどなく、「何を選んで、相場はどのくらいか」が全く分からないと思います。その状態で、いきなり実店舗やネットショップで安いものを探して仕入れるのは、かなり難しい。まずは基本に沿った仕入れ方法を体に染み込ませるのが先です。
僕も初心者の頃は、当てずっぽうで販売履歴を見て、利益が出そうな商品をノートに書いていました(めちゃアナログでした)。でも、いざ検索すると想定価格では売っておらず、時間ばかりかかって「仕入れができない」状態が続いたんです。
それが、この方法を実践してからは「商品を覚える」「売れる商品を探す」という発想が消え、どんな商品でも、仕入れがうまくできれば利益が出ると、考え方が180度変わりました。
具体的には、次の手順を意識してみてください。
- ヤフオクのカテゴリで「カメラ」を選ぶ
- 次に「フィルムカメラ」「レンズ」「デジカメ」などから一つ選ぶ
- 「すべての商品を見る」をクリック
- 「入札の多い順」に並び替える
- 残り数時間の商品を、ウォッチに追加していく
- ウォッチが貯まったら、一つずつ相場をチェックして入札
- その際、同業者の商品は見ない
こちらでも詳しく説明しています👉 【eBay輸出】イーベイでカメラ転売する際のヤフオク仕入れの方法
入札が入っている商品は「まだ相場より安い」と考える人がいるから入札されています。なので高値掴みの可能性が下がり、安く仕入れられる可能性が上がるわけです。最初は個別の商品を狙うのではなく、「安く仕入れられそうな商品」を狙ってください。
相場チェックは、国内だけで転売する人なら「オークファン」でOK。僕はeBayメインなので、eBayの「Sold listings(落札相場)」で実際に売れた価格を確認します。
eBayの売上の受け取り方は、昔と今で変わっています。
- 以前:PayPalで受け取り
- 現在(2026年):Payoneer(ペイオニア)が必須
なので、これから始める方は次の流れで準備してください👇
- eBayアカウントの開設と合わせて、Payoneerのアカウントを開設する
- Payoneerを通じて代金を受け取る(その後、登録した銀行口座へ引き出し)
PayPalではなく、Payoneer前提で進めるのがポイントです。
基本的にeBayのほうが高く売れる商品が多いので、まだの方は販路としてeBayを足すのもおすすめです(特に今は円安の追い風があります)。そして、仕入れ対象だと判断したら、メモに残さず“その場で入札”しましょう。
このやり方なら、「仕入れる→検品する→販売する」を通じて、商品知識と相場が自然に頭に入っていきます。「知ってるよ」と思った人でも、まだうまくいっていないなら——「知っている」と「できている」は全然違う。もう一度、基本に忠実にやってみてください。
② 見なくていい商品(同業者の出品)を見ている
基本通りにやっているのに「うまく仕入れられない」場合、見なくていい商品=「同業者(カメラ転売屋さん)の出品」を見ている可能性があります。僕も最初は何を見ればいいか分からず、無意識に綺麗な出品写真の商品を見てしまっていました。綺麗な写真だと良さそうに見えるので。
でも同業者の商品は基本的に安く仕入れられません。オークション形式でも、安くなりそうだと終了直前で取り消されてしまうからです。しかも気づかないうちに、リサーチ時間の大半を同業者チェックに費やしてしまうことも。これは最大の時間の無駄なので、必ず避けましょう。
同業者(カメラ転売屋)の見分け方は、こんな特徴です👇
- 商品背景が白く明るく、写真が綺麗
- タイトルが「極上美品」「超美麗」など大袈裟で、ページが売り込み文章
- 「その他のオークション」が、ほぼ全てカメラ関係
- 評価の内容も、過去の販売がほぼカメラ関係
逆に、しっかり見るべきは「カメラ転売屋さんではない人」の商品です👇
- 写真がそこまで綺麗ではない/背景が白くない
- タイトルが作り込まれていない/文章が業者っぽくない
- その他のオークションで、色々なジャンルを出品している
- 評価の内容も、カメラ以外が多い
こういう商品を積極的に見ていくと、安くて良い商品を仕入れられる可能性が上がります。「仕入れができない」のは、そもそも仕入れ対象の商品を見ていないことが往々にしてあります。地味で実感しづらい工程ですが、とても重要です。
③「セット買い・バラ売り」のノウハウ
効率の良い仕入れ方法として、僕がよくやるのが「セット買い・バラ売り」。カメラ・レンズ・付属品をまとめて仕入れて、分けて販売する方法です。
こうすると、ボディだけ・レンズだけ・付属品だけ欲しい人、それぞれにピンポイントで売れるので、セットで売るより合計で高くなるケースが多いです。しかも仕入れ時も、個人の出品者は「カメラだけ/レンズだけ欲しい人」がセット品に入札しにくいので、安く仕入れられる可能性があります。
例えばボディの相場が$300以上、レンズが$200以上、付属品も合わせて合計$600程度になりそうなら、仕入れに4〜5万円かかっても利益を出せます。しかも今は円安。同じドルでも円換算の手取りが当時より大きくなりやすいので、ドル建てで採算を考える癖をつけると判断しやすいです。
逆に「バラ買い・セット売り」(個別に仕入れて初心者向けセットに仕立てる)もありますが、在庫管理が面倒で回転が遅くなるので、僕は使っていません。初心者の方は、まず「セット買い・バラ売り」から実践してみてください。
④ 良い出品者から“何度も”仕入れる(リピート仕入れ先)
仕入れができるようになったら、さらに早く・簡単に仕入れる方法があります。それが「良い出品者から、何度もたくさん仕入れる」こと。
実際に仕入れて検品したとき、商品説明より実物の方が良かった出品者や、説明は控えめだけど良い商品を出している出品者がいます。ヤフオクでは説明が少ないと落札額が上がりにくいので、その人の出品は安く仕入れられる“当たり”の仕入れ先になり得ます。
僕はそういう出品者ページを「お気に入り登録」しています。繰り返し仕入れていると、「何曜日に出品するか」まで分かってくるんですよ。
ヤフオク仕入れを始めて10年以上になりますが、この「良い仕入れ先を見つける」というのは、ずっと使える鉄板の手法です。信頼できる仕入れ先が見つかると、ここまで解説してきた手順を一気に省いて仕入れができるようになり、無駄な時間や労力を大幅に削減できるんですね。
だから僕は、普段の仕入れでも、まずはこうした信頼できる仕入れ先から優先的にチェック。そして、新しい仕入れ先も常に開拓して増やすようにしています。
⑤ 自分の“仕入れ基準”を決める
少し抽象的ですが、とても大事な考え方です。商品を仕入れるのは利益を出したいから。であれば、あらかじめ「自分はどのくらいの価格帯の商品で、どのくらいの利益を出したいのか」の基準を持っておく必要があります。この基準は、資金状況・目標・経験によって人それぞれ変わります。
カメラ転売を教える人の中には「とにかく利益が出るなら仕入れるべき」という意見もありますが、僕の考えは「その人の状況によって変わる」。本当に大切なのは“基準を決めること”そのものです。基準がないと判断に迷い、時間もかかり、調整もできません。とりあえずでいいので、自分なりの基準を持ちましょう。例えば👇
- 販売想定1万円以下:利益率30%目安 → 1万円で売れる商品なら5千円までで入札
- 販売想定3万円以上:利益率20%目安 → 3万円で売れる商品なら2万円までで入札
- 現在価格5万円以上の商品は、そもそも見ない
※落札手数料・送料を加味した概算です。商品状態によって変わります。
基準を決めると判断スピードが格段に上がり、多くの商品にアプローチできるので、安く仕入れられる可能性も上がります。初心者の方は、最初は1万円以下で買える商品だけを狙うのもアリ。単価が低いと利益率は高くなりやすく、リスクも低いです。慣れてきたら、自分が「少し怖い」くらいの価格に少しずつ挑戦して、基準を調整していきましょう。
まとめ:仕入れができない人がやる6つのこと
- 仕入れの方法を、基本に忠実にやる
- 見なくていい商品(同業者)を見ない
- 「セット買い・バラ売り」を実践する
- リピートできる仕入れ先を見つける
- 自分の仕入れ基準を決める
- (2026年)円安の追い風を活かし、ドル建てで採算を考える
今「仕入れができない」という壁があるなら、ここまでの内容を何度も見返して、その都度意識して取り組んでみてください。必ず仕入れの精度は上がります。難しい内容ではありません。ただ、一つひとつ確実に実践するのは少し面倒。でも、成果を出す人は、この「やれば誰でもできる簡単なこと」を着実にこなす人です。長い記事をここまで読んだあなたなら、絶対に成長できます。一緒に頑張りましょう。
それでは今回は以上になります、お疲れ様でした。
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僕は中古カメラ・レンズを、世界最大のオークション「eBay」で輸出転売する方法を発信しています。
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